身長を伸ばすホルモン

身長の伸びに関係するホルモン

 

身長が伸びるのは骨が成長するからです。

 

その骨の成長に関係しているのが、成長ホルモンと甲状腺ホルモン
この二つのホルモンが分泌されると身長は伸びやすいと言われています。

 

私たちの体には約200個の骨があり、この骨の中で発育に影響するのが足の骨と背骨です。
子供の骨には骨端線と呼ばれる軟骨部分があり、骨端線が成長することで背が伸びていきます。

 

骨は内部で細胞分裂を繰り返しながら思春期を経て、骨端線で細胞が増殖するのが止まるまで成長し続けます。
骨端線の成長に大きく関わるのが成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンです。

 

子供の身長を伸ばすのは成長ホルモン

 

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子供の身長を伸ばすためにもっとも重要なのが成長ホルモンです。

 

成長ホルモンは脳の下垂体から分泌され、肝臓や骨などに IGF‐Iという物質を作りだすよう働きかけます。

 

IGF‐Iは背を伸ばすために働く成長ホルモン。
IGF‐Iが血液中に送りこまれることで骨端部位にある感受体が感知し、軟骨組織の増殖活動が活性化して背が伸びるという仕組みです。

 

成長ホルモンは夜寝ているときに最も活発に分泌されるので、良質な睡眠を取ることが大切です。

 

成長を促す甲状腺ホルモン

 

身長を伸ばすというと、成長ホルモンばかりが注目されがちですが、身長を伸ばすためには甲状腺ホルモンも大きな役割を担っています。
甲状腺ホルモンは、喉のあたりにある甲状腺という内分泌臓器から分泌されるホルモンで、新陳代謝を促す働きがあります。

 

新陳代謝が活発になると背が伸びやすくなるので、甲状腺ホルモンは成長のために大切な存在です。
甲状腺ホルモンは、脳の発達や内臓を動かすのに必要なエネルギーを作ることにも大きく関わっています。

 

甲状腺ホルモンの分泌が悪いと成長に影響が出るだけではなく、全身の代謝機能が乱れ、倦怠感や体温の低下、記憶力の低下といった症状を引き起こします。

 

体の成熟を促し成長を止める性ホルモン

 

子供の身長が伸びなくなる危険なホルモンが性ホルモンです。

 

思春期になると分泌される性ホルモンも成長に影響を及ぼすホルモンのひとつです。
性ホルモンには、男性ホルモンのテストステロンと女性ホルモンのエストロゲンがあります。
性ホルモンは成長ホルモンの分泌を増加させたり、直接骨に働きかけることで、骨の成長を促します。

 

しかしその一方で、性ホルモンは子供の骨を成熟した大人の骨へと成長させ、身長の伸びを止める働きも持っています。
思春期に入って成長のスパートが起こり、そのあと伸びが止まるのは性ホルモンが原因です。

 

身長を伸ばすには思春期の生活が大切

 

子供の成長は思春期に急激に伸び、思春期が終わって骨端線の軟骨組織がすべて硬い骨になり、骨端線が閉じてしまうと成長が止まります。

 

そのため、思春期にどのような生活を送るかによって身長が伸びるかどうか決まります。
毎日質の良い睡眠を十分に取り、バランスの良い食事を心がけ、適度な運動を継続することが体の発育に良い影響を及ぼします。

 
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